オンラインの音楽レッスンってどうなの??メリットとデメリットについて
こんにちは!いえオトMagazine編集部です。
今回はオンラインレッスンのメリットとデメリットについて考えてみたいと思います。この記事を読んで、オンライン音楽レッスンについての不安点などを解消してもらえればと思います。
オンラインが向いている人とは
オンラインの反対はオフライン、つまり”対面でのレッスン”になると思いますが、あなたは対面で楽器のレッスンを受けたことがある、または現在受けていますか?
もし、受けたことがある方は、レッスンを受けた経験の中で、以下のように感じたことはないでしょうか。
- 先生の家、教室が遠いから気楽に通いづらい
- 先生と自分のスケジュールがなかなか合わない
- 楽器、譜面、その他機材を持ち運ぶのが大変
- 一人なら問題ないのに、先生の前だと緊張して弾け(歌え、吹け)なくなる
- 音楽教室だと他のスタッフ、生徒との関わりが面倒
- 先生宅に通う場合、いろいろと気を使う
当然、考え方や性格の問題なので、上記は全くストレスにならない、むしろそれが楽しい、という人もいるでしょうが、少なからず何かしらの悩みがあるということはなにも特別なことではありません。
ITやAIなどの発展に伴い、人々の生活、考え方も多様化していて、より普段の生活にも便利さ、効率性を求めています。
- 電話は苦手、メールでよい
- 名刺、書類、譜面、なんでもデータ化したい
- イートインよりテイクアウトやデリバリーがよい
対面レッスンに少しでもストレスや抵抗を感じる、そのような人はオンラインレッスンが向いているかもしれませんので、試してみる価値があるでしょう。
オンラインレッスンのメリット
それでは、オンラインレッスンのメリットを考えてみましょう。
①場所の制約がなくなる
生活環境や自身の状況によっては教室に通うのが困難な場合もあります。
ご自宅はもちろん、お近くのカラオケやスタジオ、あるいは公園で!??
都合の良い場所がそのままレッスンの場所になります。
②時間の都合がつけやすくなる
場所の制約がなくなったことで、時間の使い方の幅が広がります。例えばお子様が習い事に行っている間の時間や、用事と用事の間にスケジューリングすることも可能になります。
③レッスンの録画が可能
zoomを利用した場合、録画の機能がついていますので、レッスンを録画し、後から何度でも見返すことができます。
特に理論の話などになると、例えばその場で譜面等を書き写す必要がなくなるため、時間の短縮にも繋がります。
④データの共有が楽
譜面や音源等のデータの受け渡し、サイトや動画のリンクなども瞬時に行えます。
⑤安全性
ウイルスの感染、事故、怪我など、移動に伴うリスクの回避になります。
⑥気楽さ
楽器の持ち運びの手間がなくなり、いつも自分が練習している環境で、というのはとても安心できるのではないでしょうか。先生に手土産を、なんていう気遣いも無用ですね。
オンラインレッスンのデメリット
一番のデメリットはやはり、ネット環境によって演奏に遅延が発生する、ということでしょうか。
これによって、リアルタイムでのセッションが難しくなってしまいます。
また、間近で先生の音を聴くことができないため、微妙なダイナミクス(強弱)やアーティキュレーション(表現や音の表情)を感じることが難しくなります。
上記のような問題点については、なるべく良い音で聞こえるような環境を整えるとか、予め伴奏音源を用意しておいて、その音源に合わせて歌うとか、オンラインセッション用のサービスなど利用して行うなど、講師側で工夫が必要といえるでしょう。
オンラインの特徴を理解したうえでレッスンを受けよう
さて、メリットやデメリットについて考えてみましたが、いかがだったでしょうか?
対面でのレッスンに価値があるのはもちろんですが、オンラインでもやり方によっては新たな学び方があるのではないでしょうか。
大事なことは、“オンラインの特徴を理解して、最大限有効に活用する”ということかもしれません。
これからますます便利なサービスが登場し、今以上にオンラインでの距離感を感じなくなる時がくるかもしれません。
これからの時代の学び方の一つの選択肢として、オンラインレッスンを取り入れてみてはいかがでしょうか。
“いえオト”では、様々な楽器の、経験豊富な講師陣が工夫を凝らしてレッスンを行っています。
是非、あなたにとって無理のないペースでレッスンを受けてみてはいかがですか?