【講師紹介】カホンは家で気軽に演奏できるオススメのパーカッション

こんにちは!いえオトMagazine編集部です!

いえオト講師のミュージシャンにインタビューする「講師紹介」。
第7回目は、パーカッションの講師であるトミタ コウスケさんに話を聞きました!

パーカッションの中でも、より気軽に楽しむことができる”カホン”の魅力について教えてもらいました。
最後に紹介動画もありますので、カホンはよく知らないという方もぜひ観て頂ければと思います!

トミタ コウスケ

2004年 洗足学園大学ジャズコース卒業。大坂昌彦氏や松山修氏、岡部洋一氏(per)に師事。
卒業後は、Jazzやfunk.soulの音楽や様々なパーカッションを使ったアコースティックな演奏活動を行う。
2013年よりロックバンドに加入し、全国各地でのツアーやCDをリリース。
現在は、フリーのパーカッショニストとして活動。近年では箱型の打楽器「カホン」の奏者や愛好家が一斉に集う”HAKOFES”に参加。2019年8月には「HAKO ONE GRAND PRIX」にて河波浩平氏(vo)とのデュオにてグランプリ受賞。

ボーカル、ギター、そしてドラムの道へ

―パーカッション(ドラム)を始めたきっかけを教えてください!

高校入学時に、何か部活に入らなくては、ということで興味のあった軽音楽部に入部しました。

特に楽器ができたわけではないので最初の1、2ヶ月はボーカルを担当していました。当時流行っていたL’Arc~en~Cielとか…(笑)

しかし、やはり楽器を弾けるようになりたい!ということで、ギターにチャレンジしましたが、指が痛くて即断念。ドラムは叩けばとりあえず音は鳴る!ということでとっつきやすく、とにかく始めてみた、というのがスタートです。

ドラムは手足をバラバラに動かすことが最初の難関ですが、意外とすんなり叩けたのも大きかったです。性に合っていたのでしょう。

最初に練習したのはLUNA SEAのJESUS!バスドラが4つ打ちで覚えやすかったですね。
って….時代を感じますね…(笑)

軽音楽部のときにドラムをスタート

ジャンベやシンバルを組み合わせたドラムセットのような使い方に衝撃を受けた

-では、最初からパーカッションを叩いていたわけではないんですね!?

はい。そこからの経歴という話になりますが、高校卒業後の進路を考えたときに、音楽で食べていけたらな、という思いが芽生えます。

普通の大学に行き、会社員になって…という未来が想像できなかったというか。

ただ、やるからには本格的にやりたかったので、音大に行きたかった。そこでポピュラー音楽も習える環境のある洗足学園音楽大学に入ろうと決めました。しかし、それまできちんと音楽を習ったこともなかったので試験に落ちてしまい、一浪することになります。

音楽を一から学ぶため、ジャズドラマーの大坂昌彦さんに師事し、その後無事入学することができました。

-在学中は、どんな過ごし方をしましたか?

在学中は、授業やセッションを通してさまざまなジャンルを知ることができ、その中でラテン音楽やボサノバに出会いました。

コンガなど、様々なパーカッションを演奏しましたが、ちょうどその頃にカホンが流行り始めたということもあり、興味を持ちました。そこでハンドパーカッションに始めて触れたんです。

そして、パーカッショニストの岡部洋一さんのレッスンを受け、パーカッションを本格的にスタートしました。

また、ヤヒロトモヒロさんというパーカッショニストの演奏を見たときに、カホンに座りながら、ジャンベやシンバルを組み合わせた、ドラムセットのような使い方をしていて、衝撃を受けました。

そのスタイルは、ドラムセットから始めた自分にとってとてもしっくりきましたし、それこそが今の自分のスタイルの原点です。プロとなった今では一番の売りになっています。

ドラムセットのような使い方に衝撃を受けた。今のスタイルの原点に。

シンプルかつ取り入れやすいことがカホンの魅力

―パーカッション、特にカホンの魅力を教えてください。

なんといっても直感的に演奏できることです。まずは手の形も気にせず、「ドン」と「タン」だけ!なんてシンプル!!

もちろん姿勢や体の使い方を覚えることでいくらでも上達できる奥深い部分もあるのが魅力です。

それと、普段は椅子にもなります!(笑)

カホン(Cajón)

ペルー発祥の打楽器。
手で叩けば音が鳴るので、誰でもすぐに演奏可能。叩く場所や材質で音が変わり、シンプルながら奥深い楽器です!

―いえオトのレッスンを通じて伝えたいことは何でしょうか?

とにかく誰でもすぐにアンサンブルに参加できる楽器だ、という気楽さを知ってほしいです。手拍子の延長のような感じ。

音楽の3大要素はメロディ、ハーモニー、リズムですが、パーカッションを通してその中のリズムを知り、より深く音楽を聴くことができるようになります。つまり音楽の聞き方が変わる。リズムを感じながらハーモニーを聴く、というように。

音楽をやりたい!けど何から音楽を始めたらいいかわからない…というような人にこそまずは触れてみて、楽しさを感じてほしいです。

そういう意味では、ボーカリストやギター、ベースなど、他の楽器を普段弾いている人にとっても、リズムトレーニングになります。

まずは気楽にカホンを始めてみませんか?
本当に気軽だし楽しいですよ!

カホンはシンプル。手拍子の延長のような気楽さを体感してほしい。

【編集後記】
いかがだったでしょうか?

カホンは、自宅で音楽をより日常のものにしやすい楽器かと思います。
皆さんも普段、リズムに乗って手拍子を取ったり、身近なものを叩いたりしてリズムをとることって良くありますよね!
わざわざ演奏の準備するをしなくても、いま座っているものを叩けば音楽になる。そんな日常を楽しめる楽器が”カホン”です。
普段は椅子としても使えるなんて、日常に溶け込みすぎですよね。笑

そんな魅力的なパーカッション楽器のカホンをトミタさんから、いえオトのオンラインレッスンで習ってみませんか?
カホンの始め方や選び方など、レッスンを受ける前のお悩みなどありましたらご相談に乗りますので、お気軽にお問合せください!

トミタコウスケさんの紹介動画はこちらから。
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