【講師紹介】サックスは、直感的な自分のイメージを音にできる
こんにちは!いえオトMagazine編集部です!
いえオト講師のミュージシャンにインタビューする「講師紹介」。
第8回目は、サックス全般、フルート、クラリネット、エアロフォン、など様々な管楽器奏者である渡辺定路さんに話を聞きました!
サックスという、フロント楽器としてもホーンセクションとしても花形の楽器を始めたきっかけや、その魅力についてお話していただきました。
最後に演奏動画もありますのでぜひご覧ください!
渡辺 定路(わたなべ じょうじ)
千葉県出身。13歳でサックスを始め、日大芸術学部音楽学科を首席で卒業。
卒業後、多数の公演やイベント、録音などに参加。サポートミュージシャンとして主要なライブハウスに出演し、2017年には声優松本梨香のメキシコでのライブに参加した。また、自身のバンドSOYTOWNでの活動や一般吹奏楽団の指揮、アルバム制作のサウンドディレクションに携わるなど、様々なジャンルで活動している。
HP:https://www.soy-town.com/
吹奏楽部でサックスをスタート
―サックスを始めたきっかけを教えてください!
中学校で吹奏楽部に入った時に始めました。
体験入部の際にトロンボーンが一番音が出たので、第一希望にしたのですがそれ以外は特に希望も無く、父親に言われて名前だけ知っていたサックスを吹きもせずに第二希望で書いたらその通りになってしまい、まぁいいやという感じでそのまま続ける事にしました。笑
そのうちに段々楽しくなって今も続けているので、自分でも不思議ではあります。
高校の臨時教員からプロへ
-これまでの経歴を教えてください。
中高一貫だったので、同じ環境で5年間部活をやっていたのですが、自分でも知らぬうちにハマってしまったようで、高校に入るときには音大に行きたいと思うようになっていました。
その後、日大芸術学部の音楽学科に進んだのですが、大学の4年間は割としっかりクラシックを勉強していました。卒業した後仕事は全く無く、しばらくはアルバイトや高校の臨時教員をやりながらなんとか過ごしていました。
そんなところに運良くポピュラー系のお仕事を頂ける機会があり、そこからは現場で色々な方に教えてもらいながら、徐々にお仕事をさせていただくようになり、現在の自分の仕事やバンドなどの活動に繋がっています。
楽しんで長く続けることが上達に繋がる
-サックスの魅力とはどんなところでしょうか?
より直感的な自分のイメージを音にできる楽器だなと思います。
時々クラリネットやフルートも演奏する機会がありますが、より自分の出したい音を伝えやすいのはやはりサックスだな、と感じています。
-いえオトのレッスンを通じてどんなことを伝えたいですか?
楽器を練習する事において「上手になる」という事はとても大切ですが、それだけになってしまうと音楽や演奏を楽しむという目標を見失いがちです。
それよりも特に初心者の方には「楽しみながら長く続けられるように」という事を大事にするようにしています。
普段の練習のやり方や身体に負担のないフォームなども生徒さん一人一人違うので、一緒に考えながらより良い音楽をより長く続けたいと思えるようなレッスンを目指しています!
【編集後記】
いかがでしたか?
サックスは見た目もさることながら、その音色はとても迫力があり、多くの観客を魅了します。
クラシックやジャズ、ポップスなど様々な場面で目にするとても華のある人気の楽器で、大人になってから趣味として始める方も多いそうですが、その理由も納得できます。
いつかは渡辺さんのように、バンドのフロントでサックスを吹きたい!と思う人もいるのではないでしょうか?
管楽器はハードルが高そうなイメージはありますが、まずは気楽な気持ちで、サックスという楽器に触れてみてはいかがでしょうか。