【講師紹介】音楽に触れ合うことは人生の楽しみが一つ増えること
こんにちは!いえオトMagazine編集部です!
いえオト講師のミュージシャンにインタビューする「講師紹介」。
第10回目は、ピアノ講師の大森聖子さんです。
クラシックピアノからスタートし、ジャズやポップスも幅広く弾きこなし、ヨーロッパのミュージシャンとも交流があるなど、ライブシーンでも活躍している大森さんにとってのピアノの魅力などをお聞きしました!
演奏動画では超有名なあの曲をオリジナルアレンジで演奏してくれています。ぜひご覧ください。
大森 聖子(おおもり せいこ)
2015年11月に串ロックレーベルから1stミニアルバム「PRISM」を発表。
透明感のある音色と音楽の領域を超えた表現力、カラフルな楽曲の世界が魅力。第37回日本レコード大賞「アルバム賞」を受賞したブルースシンガー新井英一のサポートメンバー、フルート奏者酒井麻生代とのデュオユニット「LaDew」での活動や、瀬戸内海島フェスへの参加の他、演劇伴奏など幅広いフィールドで演奏活動を行なっている。また、室内楽編成のquartettoにジャズやタンゴ、ヨーロッパ伝統音楽の要素を取り入れたグループのリーダーとしての活動を精力的に取り組んでいる。
2018年秋にはスウェーデン人ボーカルLo Ersare、ポーランド人ドラマーAlbert karch、日本人ベーシスト小美濃悠太とのプロジェクト、Leisure Childrenの日本ツアーを大盛況で終え、2019年7月にはCopenhagen Jazz Festivalをはじめとするヨーロッパツアーに参加。2019年12月にはフルアルバム「Tiny Big」をGoodness Plus Recordsよりリリース。2021年4月には、タイムマシンレコードより’旅する音楽トリオ’「絵のない絵本」をリリース。
作曲をしたり、好きな楽曲をコピーして人前で演奏することが好きだった
−ピアノを始めたキッカケを教えてください。
保育士だった母の影響で3歳からピアノを始めました。女の子には絶対ピアノを習わせたいと母は思っていたそうで、始めたばかりの頃の記憶はあまりなく、物心ついた時にはピアノを弾いていました。
クラシックピアノを習っていたのですが、テレビやラジオから流れてくる自分の興味を惹かれる音楽をコピーして弾くことが得意で、よく友達に音楽室に連れて行かれて、みんなから出される曲のリクエストに応えて演奏していました。
-小さい頃はどんなお子さんだったんですか?
担任の先生の影響で小学生の頃から作曲をしたり、好きな楽曲をコピーして人前で演奏することが好きでした。独創的なことに取り組むことが得意だった一方で、コンクールなどはとても苦手でした。独特の張り詰めた空気感の中ステージに立つと頭が真っ白になってしまっていました。
習っていた先生はベートヴェンが好きな先生が多く、ベートヴェンの曲をたくさん練習してきましたが、当時はあまりベートーヴェンが好きになれませんでした。モーツァルトやハイドンは好きで、曲の中に自分的‘きゅん‘ポイントがたくさんあったので、きゅんきゅんしながら練習していました。笑
音楽以外に絵画やスポーツにも興味があったため、音高や音大への進学を考えた事はありませんでした。保育士の母の影響で、幼い頃から人に囲まれて育ったので‘人’が好きということと、音楽や美術が得意であることを活かして大学時代は初等教育の勉強をしておりました。ピアノはずっと生活の一部だったのでそれまでも辞めるという選択肢を考えたことがなく、空き時間には個人練習室でピアノばかり弾いていたと当時の友人に言われます。大学時代の先生に、「あなたはショパンが似合うわよ」と言われショパンに親近感を覚えたりしながら、幅広いクラシックの曲を練習する機会を持ちました。一方で、先生から「ジャズという面白い音楽がある」と聞かされたことがジャズとの出会いになり、当時はディズニーのジャズアレンジ集など、アドリブも書き譜になっている本でジャズの曲を弾いていました。
大学卒業後は、もっと広い世界を知りたいと思い、クリエイティブな技術を活かせるコマーシャルプロダクションへ就職し、その後の様々な出会いに導かれて音楽活動を仕事とするようになりました。
誰でもすぐに音を出すことができて、音楽を楽しむことができるところが最大の魅力
−大森さんにとって、ピアノの魅力とは?
誰でもすぐに音を出すことができて、音楽を楽しむことができるところが最大の魅力だと思います。そして、一人で演奏しても完成形の音楽を表現できるので、とても満足度の高い楽器だと思います。
−ご自身のピアノのスタイルについて得意な分野などはありますか?
幼少期からクラシックの基礎を学び、大学を卒業してから専門学校で音楽教育の専門知識とクラシック奏法について学び、ジャズやポップスのセオリーに関してはローランドミュージックスクールで講師資格を取得しましたので、幅広い分野のピアノレッスンを受けていただくことが可能です。
また現役ミュージシャンとしての活動やヨーロッパのミュージシャンとの交流もあるので、ヨーロッパの音楽事情やLivelyな音楽をレッスンの中で共有できます。
−いえオトのレッスンを通じて、伝えたいことや実現して欲しいことはありますか?
それぞれの生徒さんのニーズに合わせたカリキュラムを組んでレッスンを行います。ピアノを演奏すること、音楽に触れ合うことは人生の楽しみが一つ増えることなので、生徒さんが「楽しい」という気持ちをいつまでも持ち続けられるように、という思いを込めてレッスンに取り組んでいます。
【編集後記】
いかがでしたか?
大森さんの弾くピアノの音は、私たちをとても優しい世界へと誘ってくれます。
まだまだコロナ禍の状況で、皆さん気持ちが落ち着かない日々が続くかと思いますが、ぜひピアノを通じて音楽に触れあうことで、人間らしさを感じてみてはいかがでしょうか。
今までピアノになかなか挑戦できなかった方、昔弾いていたけどもまた弾いてみたい方、いえオトで大森さんがキッカケ作りをお手伝いできればと思います。
ぜひ無料体験レッスンを受けてみてください!